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ブランド展開 中国のお茶屋さん(その1)

訪中する日本人の方が、みやげもの中国茶を買いに行くお茶屋ブランドの「天福茗茶」を例に、日本のお茶屋さんとの違いを考えてみたいと思います。

いきなり中国の全国チェーンのお茶屋さんと単純な比較はできませんが、さすがの中国でもお茶の棚販売が低迷していることは日本と同じ状況です。しかし、上海でも大連でもいつも人が多いなー と感じながら「気軽に入れる気に入ったお茶屋さん=天福茗茶」です。

従来の中国では、贈り物は日本以上に盛んに行われていました。「つけとどけ」のような贈る習慣があり、そういう中で、龍井(ろんじん)や黄山(ふぁんしゃん)などの4大茶産地の詰め合わせ6000円など意外と高額な商品が動いていたようです・・・。

このような話を昨年、大連のお茶販売のボスとする機会に恵まれ、教えてもらいました。日本のお茶業界も事情は似ており、お茶のペットボトルが好調な反面、茶葉の店頭販売はますます落ち込む傾向にあります。生産者側としては年々市場価格が低くなっているので、茶畑から野菜などに転換する流れも出てきています。

さて、「天福茗茶」は際立っていますが、その違いをピックアップすると

1.気の利いた髪きり屋さんと同じ
全体を観察している人がいて、入店時にすかさず動く。おそらく、そのように教育されていると思いますが、全体を観察している方が、入店したお客様を自然な形でお茶を飲むテーブルに座らせます。また、その場所を全員で囲んだり目線が集中することはなく1から2名の店員が様々なお茶を試飲することをサポートしてくれます(以下の写真のような感じ)。

080925tea1.jpg 2.工夫された気軽さ!
「気軽に手に取れる茶缶」、「気軽に味見できるお茶菓子」、「気軽に入れる店内」。商品の配置から店舗の入り口の向きなどお茶店舗を専門に設計する施工業者がいるようです。また、茶缶は持ちやすく、程よい大きさです。また、茶葉も1回分をゴルフボールより小さく固めた袋に入れているので、分量もわかりやすく湿気にも強そう。

座って飲みやすいお店の作り。お茶を入れる人も同じテーブルに座り、じっくりゆっくり飲める環境を自然と作っています。もちろん、お客様には店舗の入り口が見えないような座り位置になっています。

写真はカルフール大連中山店の天福茗茶(撮影 2007.1)。中国語でカルフールは「家楽福」と書きます、人を集めそうな命名ですね。

参考:中国緑茶の龍井と黄山を扱っている通販ショップ >>楽天市場で探す

続きは次回へ

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