あぶない中国野菜(後編)
前回に続き、10年前から囁かれていた事実の3番目から解説していきます。
1.中国人の言い分:日本の食品レベルは高すぎる
2.先進国の功罪:先進国で使えなくなった農薬が中国に集まっている
3.有機野菜は作れない:畑の近くに残った農薬のビンやケース
4.価値観の違い:もったいないと、出荷前でも農薬をかけてしまう
5.農薬の無法地帯:農村には闇ブローカー、残留農薬検査をすり抜ける農薬
それぞれを解説していきます。
3.有機野菜は作れない
中国で「有機野菜は作れない」。これは、中国の農村に行けば、だれでも気付く。なぜなら、畑の近くに残った農薬のビンやケースが放置されているからです。もう一つは教育レベル。農村の識字率の異常な低さについては、以外にも日本のテレビドラマで明らかにしていた(OLにっぽん 中国人ダーロンにより)。
また、有機野菜を作るには、土壌の改善に相当な年数がかかること。周辺で農薬を使わない圃場を確保するなどの手間がかかる(中国的には無理な話)。ただし、ごぼうなど一部の農産物で日本の優秀な農業指導者が現地に入って指導しているところもあります。
4.価値観の違い
日本は収穫前に農薬の残留を少なくするため、農薬散布を極力減らすようにしています。そのため、収穫量の1割くらいは出荷できないものが出てくるのですが、中国では「せっかく育ててきたのに、もったいない」という考えで出荷前でも農薬をかけてしまう。
日本人は品質が一番。中国人はコストが一番。これは中国ビジネスを行う上で重要なこと。
5.農薬の無法地帯
農村には闇ブローカーがおり、本物の3分の1でニセ物の農薬を売っている。中国の農民は本物と同じと信じて使っている。一番問題なのは、どのような薬品が使われているかわからないこと。非常識な薬品が使われている可能性もある。
検査に関しての補足:化粧品でも食品でもいっしょですが、使われている薬品等がわかっていないと調べようがない。すべての有害物質を調査するには膨大な費用と時間がかかる。よって検査のしようがないということ。
食品輸入関係者は10年前から、以上のようなことを認識していました。もちろん、厚労省も。そして、今のように表面化しただけのことです。
とはいえ、何しているのだ! ということではありません。ただ、私は中国の富裕層のように日本の農水産物を買い漁るほど余裕がなく、2元(30円)持って市場の野菜を買いに行くしかありませんでした。
私は「仕方ないが買う」と自己責任で納得していたから、それで良いのです。ただし、食べられる中国野菜もあります。見分け方は・・・
次回(食べられる中国野菜)に続きます。
写真は「サーモンとジャガ芋のカルボナーラ」だそうです。感謝! YoullTubeさん


コメント
コメントする