日露戦争当時の若さあふれる日本へ
3分の2は中国、残りが日本という生活が暫く続きそうですが、大連に行くと日露戦争当時の記事を見ることがよくある。例えば、日本がロシアに勝たなければ中国の東北部はロシア領になっていた、というように・・・
確かに、当時は日本側への内密者が多かったことは、坂の上の雲などの参考文献を見てもわかる。昨年のテレビで「坂の上の雲」が放送されて誰もが思ったかもしれないが、あの時代は組織全体が若さに満ちあふれている感じがしませんでしたか?それに引き換え、第二次世界大戦の頃から官僚主義的な軍人ばかりになったような。
◇今の日本企業は官僚主義的な軍人ばかり
変革が叫ばれている日本企業、大きな変化に反応できないような老齢化した大組織が多すぎる。過去の栄光にしがみつき、保身しか考えない組織人ばかり、牛肉偽装のX印やXX自動車のリコール問題(Xは一文字に相当)、最近では大手航空会社の破綻も同じ。90年代から続く、長期低迷の原因はここにある。おそらく、組織内には活かされる場を持たない有能な人材が埋もれているような気がする。
◇若さに満ちあふれている中国
少しでもビジネスチャンスがあれば貪欲に動く中国人は、40歳を超えていても「坂の上の雲」の時代のように若さに満ちあふれている。私が日本から持ち込んだ最新の料理レシピの切抜きを一生懸命に自分のノートに書き写す料理長がいたり。上海に今日は居るといえば、わざわざ会いに来て「食材の原価管理」や「料理長の給料相場」など経営的指標を知りたがる経営者がいたりと、組織人として中国を経験するか、個人として中国を経験するかで違いはあるかもしれませんが、停滞している同世代の日本人と比べても、彼らは元気です。
◇若返らぬ日本
労働市場も流動していないし、金融や税制面でもベンチャーには冷たい日本では、もはや若返りは期待できない。経営者が一掃すれば変わる可能性があるが、某コンピュータ会社の人事抗争でもお分かりのように、社外取締役導入など小手先の対策ぐらいしかできない日本経済。そして、組織分業や系列化されたグループ企業による系列分業がある限り、日本が若返ることは永遠にない。
◇ネトゲ廃人から学ぶこと
DOVパソコンが急速に普及した頃に、会社でネットゲームにハマッっていたのが自分でした。休憩時間前になると、対戦チームが気になるので仕事どころではなかった。このように、誰しもハマってしまうほどのネットゲームの世界に自分の存在を見い出す「ネトゲ廃人」は、日本経済が今の状態で続く限り増え続けていく。「従業員を雇用する場を作る」という従来の発想から、駅弁甲子園のような「小さな組織や個人が入りやすいリアルな市場」を作り出すような発想ができないと「若さあふれる日本」は遠のくばかり。
Photo by おおねここねこ 春を迎えに!南伊豆町の青野川沿い



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