フィンランド流 親子の付き合い方
豊かになったフィンランド、オープンカフェはいつも満席。その理由は、コーヒー好きであること(一人当たりの消費量世界一)、そして戸外に出ることが好き(厳冬のため?)なようです。
さて日本では、孤独死や行方不明になった高齢者(125歳など)の話題をメディアが追いかけていますが・・・親と同居しない、介護もしない「フィンランド流 親子の付き合い方」が一つの考え方を教えてくれる。離婚の多さでは、日本もフィンランドも変わらない。しかし、親子の付き合い方については「つかず離れず」の関係を維持するフィンランド、表面的には冷たいようだけど現実的な、その付き合い方とは?
フィンランドには「親子同居」という考え方がない。同じ街に住もうが、親が病気になっても基本的に「同居」しない。たとえ、親子であっても親には親の、子供には子供の人生があると割り切った考え方をお互いに持っているので、干渉しない生活を送る。
しかし、電車で数時間かかろうが、車で数百キロ離れていようが両親の元に週末通ったりする。最低でも月に一度は、どんなに離れていても帰るというフィンランド人が、両親や兄弟に会いに行く回数は、「普通の日本人」より圧倒的に多い。
なお、介護についても社会保障制度を絶大に信頼している土壌からか、介護のプロにお任せするのがフィンランド流。もちろん、施設での介護となれば、その施設に週末ごとに通って孫の顔を見せる。
要は、フィンランドでは親子いっしょに住むことが親子の幸せと思っていないが、コミュニケーションをとることが大切なことと思っている。
多くの日本人が使う「普通じゃない」という言葉。しかし、もう「日本の普通」は多様化しているのである。いろいろなカップル、いろいろな家族の形があっていいのではないか?
photo by *yasmin* 「かもめ食堂(ヘルシンキ)」のシナモンロール
*かもめ食堂とは:2006年3月公開の日本映画、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ主演でフィンランドのへルシンキの日本食「かもめ食堂」を舞台にした映画。多くの映画館でロングラン上映を記録。かもめ食堂にも「普通じゃない」関係が・・・、そしてフィンランドに行きたくなる映画です。ゆったり、まったりとした時にどうぞ!
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