アプロード

数学者の休憩時間

左脳思考型 職業の時代は終焉する という7回シリーズ(良く続いたものだ)は、私が96年のサンフランシスコ出張で出会ったインド人技術者との共同作業で感じたことをベースに記事化したもの。ご丁寧に最後に「今の仕事をこのまま続けて良いか?」のチェックポイントまで付けていた。

>1、あなたの仕事 他の国でもっと安くやれるか?
>2、コンピュータを使えば、さらに精度よく速くやれるか?
>3、あなたの仕事 これからの時代に需要があるか?

>2つ以上当てはまるなら、深刻な問題として考える必要があります。

この記事にはコメントがあり
「具体的には今後どんな職業に明るい展望があるのか、、どう思われますか?」まで入っていたのですが、何とも独断かもしれないと内省しつつ解となるような記事を作れないでいたのですが、非常にフィットする書籍を発見しました。

数学者の休憩時間 (新潮文庫)

中古価格
¥1から
(2011/6/12 19:30時点)



例えば(書籍の内容 一部抜粋)
・五目並べ、詰将棋などは局所的判断で足りる
・数学という分野は感覚に基づく大局観が先行するが、人間でないコンピュータはそれを持っていない。だから数学はコンピュータの最も不得意とする分野
・将棋と同じように、数学も初めて学んだ時には何となくよくわからなかったが、数年してからやっと本当の意味が分ったということはよくある。
・無数にある玉石混淆のアイデア群から最善のものを一瞬のうちに選択するには何らかの感覚に依らざるを得ない。
・寝ても覚めても考え続けた問題が、半ばあきらめた頃、突然に解決してしまうということもある
・数学の美しい理論に感動したり、定理を調和感から想像したり、証明のためのアイデアの選択など ~大局観を必要とする例
・学問であれ、知識、訓練、論理的思考だけでは万全ではないのである。

この「数学者の休憩時間」では、大局的判断局所的判断をわかりやすく解いており、子供たちに大局観を身につけることを期待している。

著者の藤原正彦さんが 新田次郎 と 藤原てい の息子と思えば、なるほどと思うような鋭いタッチで文章が書き綴られている。

私の記事「左脳思考型 職業の時代は終焉する」の左脳思考が局所的判断であり、右脳思考が大局的判断。経験により磨かれていく大局観が必要とされる領域を増やしていかなければ、阿部サダヲの言うように「中国に仕事を取られる」・・・OLにっぽん

ちょっと大袈裟かもしれないが
この本を教師、塾の先生など指導する立場の人には読んでもらいたい。なぜなら、これまでの教育の欠点や昔からの疑問のモヤが晴れるからです。

そして、失礼かもしれませんが、お子さんが数学に苦手意識を持っている親御さんにも読んでもらえれば、「考える喜び」など何かのアドバイスに役立ちそうな気がします。

タイトルもいい感じ。覚えやすいのでブックストアなどにお寄りの際はALL105円で見つけてみたら如何でしょうか。アマゾン中古本だと1円でも、送料がかかる。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント

コメントする